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24
06.2020

Japan

Japan

ウクライナー日本  A. Oneのファーストステップ

 日本は世界で最も経済的に発展した国の一つです。日本は商品の品質とサプライヤーに対しての要求が非常に高いです。私たちにとって高い要求は、製品を改善し、品質を向上させるための最良の方法です。2017年に私たちは日本市場への展開を目的とする事を決定いたしました。

 当時はカゼイン、バター、チーズを輸出していました。プラスチックやゴムの接着剤の材料のように、化学工業分野の有機素材として使用できるカゼインの販売を最優先に行うことにしました。

 2018年、私たちはまず乳製品市場と日本の企業に興味を持ちました。そのために、コンサルティング会社のCOIN社に依頼しました。その際、日本市場への上市には時間がかかるとの説明を受けました。一つの契約を結ぶのに2年かかるかもしれない、と言われました。 最初は信じられませんでしたが、今は実際にそう言われた理由が理解できます。

   図でも分かるように、初めは非常に活発に活動していました。232社の潜在的な取引先情報を入手し、内30の企業と電話で交渉しました。東京で開催されたFoodexpoに出展する事が出来、日本の輸入業者と10回のB2Bミーティングを行い、ウクライナの企業を紹介しました。日本の企業は新規取引先に対してオープンだと言うことが出来ます。

   ウクライナの自分のオフィスに戻り、最初の契約との出荷を行う準備が整いました。 しかし、「交渉の最終段階」のプロセスが長く続きました。1年間に渡り、ロジスティクス(価格と納期)、各種書類、品質分析、材料の安全性と特性、サンプルテストなど、さまざまな詳細について交渉を続けました。

日本の企業がサンプルを評価する過程で、カゼインの純度を向上させました。それは、日本の顧客が、これまで我々が気付かなかった品質の問題点に気付いたためです。並行して、新規の企業とコンタクトを取り始め、潜在的な顧客のマーケティングを行いました。現在のところ、未だ契約の締結と発送には至っていません。

   これらの経験はポジティブに捉える事が出来ます。最初のコンタクトを行い、新製品をテストし、新しい市場を知り、製品に改善も行いました。重要な結論:日本というのは、政府により管理されている領土の中だけの事を言うのではありません。日本の企業は世界中で活動しています。例えば、シンガポールで働きながら同時に日本の市場でも活動できるのです。

ウクライナ企業に向けての提言:

1. 日本市場への参入には長期的なプロセスを要します。(最初の契約締結まで1-3年) 2. 日本市場へ参入する前に、まずは日本の伝統と、日本人のメンタリティーを理解する事。
3. 実際に会っての商談が最善の方法。

   また、日本の企業がウクライナの乳製品を知るサポートをしたいと考えています。いくつかの乳製品の生産と輸出に関する一般的な概要情報。(図2を参照) 図からも分かるように、ウクライナは主要な乳製品をかなりの量輸出しており、外国との取引は日常的に行われております。

   その他、何かご不明な点がございましたら、お気軽にご相談下さい。

作成:
Ruslan Bednarskyi
2020年 5月 26日

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